ブロードバンドスクール協会活動報告 2019年10月
明石家さんまさんの「天才00」番組にゲスト出演。Hinadan アプリの作者として紹介されました。
10月18日 第2回 女性のための原宿スマホサロン
若宮理事のエストニア電子政府についてエストニアの高齢者にアンケート調査を実施し、
回答してくれた高齢者のほとんどが便利な金融、医療などのデジタルサービスを利用してよかったと回答。しかも利用するためのITリテラシーは独学で習得した高齢者が多く、「日本の高齢者もぜひ利用しよう」とエール。
服部理事は日本舞踊をアレンジした「和踊り」を披露。横浜市都筑区の自治会有志が地域ケアプラザで学べるように遠隔講習をデモ。青森のドローン映像や沖縄の青い海からの遠隔交流、NICTからも協力をいただき音声翻訳アプリVoiceTra新機能を体験しました。
米国のCNN、テレビ朝日「徹子の部屋」の取材がありました。
10月26日 高齢者と法律を議論
若宮理事、近藤、大島が武蔵野大学、東京大学と共催の「高齢者法ワークショップ」に参加。
BBS主催のスマートエイジングフォーラムで講演いただいた樋口範雄先生(武蔵野大学教授・東大名誉教授)の「アメリカ高齢者法」出版を機会に、学生、法学者、弁護士、裁判官、厚生労働省、企業の方々が集まり闊達な議論が交わされました。
主催者として辻哲夫氏(東京大学高齢社会総合研究機構・元厚労省次官)は、この出版が
日本における高齢社会の新しい政策を議論する契機になってほしいと挨拶
アメリカ高齢者法紹介より抜粋ー
アメリカでは、早くから高齢者法の重要性に注目し、医療、住まい、年金、財産承継、生前信託、就労、虐待などの問題に対応する仕組みを作り上げてきています。多くのロー・スクールで高齢者法は学ばれてもいます。日本にも高齢者法は不可欠です。
若宮理事からは、日本の高齢者の現在を直視し、エストニアの事例を紹介し、高齢者のITリテラシー向上を支援しようと提言(若宮資料 令和時代の高齢社会と法 PDF)
近藤はアメリカのADA(障碍者法)のリハビリテーション508条という障害のある職員が利用できない機器は政府調達しないという法律が米国の障碍者、高齢者の社会参加を支援し、社会貢献として開発された情報バリアフリー技術(例音声読み上げ技術等)が、高収益をもたらし、新たな技術を産むなどデジタル技術そのものにも大きな変革をもたらしたことを紹介しました。
2019年10月28日 11:37